店長のお悩み相談

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YUMI美容室店長が、みなさんのお悩みや相談にお答えします。

顔の上下のバランス 全体のシルエットについて教えてください。
【店長からのアドバイス】

顔の下半分がワイドに見えると絶対に似合わない!
昔から卵型が美人の条件と言われていますが、卵というのは楕円形ではなく、卵を天地逆にした形のことです。
つまり顔の真中から半分を上下に分けてバランスを比較すると、下半分がスマートであること。重要なのはパッと見たときの上下のバランスなのです。


全体のシルエットについて教えてください。
【店長からのアドバイス】

全体のシルエットについて教えてください 何でも「〇〇過ぎる」のはタブーです。
あまりに丸すぎたり、長過ぎたり極端な印象のヘアスタイルは良く見えないということです。例えば丸い顔立ちの人にマッシュルームのような丸いシルエットのヘアスタイルにするとよけい丸く見えるように、元よりも〇〇過ぎるのは似合わないということです。
ただ、目鼻立ちは違います。目が大きいのが魅力なのでもっと大きく見せたり、唇を強調したり・・・といった目鼻立ちのポイントを引き立たせるのは良いことです。また、個性豊かな時代なので人と同じ答えを求めるのではなく、〇〇過ぎていないか見極めることが大事です。


顔とヘアスタイルの大きさについて教えてください。
【店長からのアドバイス】

顔とヘアスタイルの大きさについて教えてください 大きいヘアスタイルでも頭が大きく見えなければOKですよ。バランスとは、常に何かと均等を保っている、関係しているということです。
昔は、頭が大きく見えるヘアスタイルが多かったのですが、最近の傾向はナチュラルなスタイルが多いので以前のようなものは少なくなりました。一番重要なのは、ヘアスタイルはいくら大きくても良いのですが、頭を大きくみせなければ・・・またサイズをどう連想させるかが大きなポイントです。
いかがですか?自分自身の顔の印象は、なかなか自分ではわかりにくいものですよね。
自分の顔は鏡を通してしか見ることができないので、部分的に顔だけをクローズアップして見てしまい、客観的にトータルで見れないからだと思います。
逆に人を見るときには、顔だけをクローズアップして見ることはできないのです。人からはトータル的に見られてしまいます。
背景も見えるし、その人自身の全シルエットも見えてしまうのです。だから、人が見る方が、客観的な印象で捉えることができるのですね。

つまり自分が見て思っている印象と人が見る印象とでは、ギャップが出てきてしまいます。
そして、ここからが重要です!女性がヘアスタイルを決める時は、「私が好きな髪形」というのが大きな要素を占めていて、「ヘアスタイルによって私は他人からどう見られるか」という発想を重視する人は、意外に少ないです。

大勢の男性の前で茶髪でショートカットの女性を1人立たせてこの人の髪型からイメージするものは何ですか?という質問をすると、「スポーティー」「遊んでそう」という意見がでます。そんな当たり前のようなことなのに、本人はその場で直接言われて初めて気付いて、「そんなふうに思われてるなんて!」と驚く訳です。女性はヘアスタイルによって、知らないうちに男性に自分のイメージを伝えているのです。
また、基本的にオスは健康なメスを選ぼうとします。よく言われるように美人の顔は左右対称。
生物学的に左右対称というのは、寄生虫に対する抵抗力が強いというデータがあります。髪はパサついていたり、毛先に枝毛があったり、パッと見ただけで健康かどうか分かりやすい部分。そうなると本能的に、髪が傷んでいる女性、不健康=いい子孫を残せない=対象外、という図式になってしまいます。
それでは、どうやったら理想のヘアスタイル、イメージを簡単に美容師に伝えられるのでしょうか?


ヘアスタイルの切り抜きや、イメージ写真を持っていってもいいんですか?
【店長からのアドバイス】

ヘアスタイルの切り抜きや、イメージ写真を持っていってもいいんですか? 特に初めてのサロンなら必ず持って行くべきでしょう。美容師もお客様のイメージやヘアスタイルをいろんな角度から考えてbestな提案をします。でも、微妙なパーマやカラー、またトータルのバランスはビジュアルで確認したほうがよりはっきりと相手に伝 わります。
たとえ、切り抜きのヘアスタイルの前髪だけや、毛先のウエーブの微妙なニュアンスなどの部分のオーダーでも大丈夫です。かなり多くの方は、切り抜きを持って来てくださるので恥ずかしく思われるどころか、大歓迎です。
カウンセリングの時に自分の気に入っている、気に入らないポイントを伝える!だいたいの感じでもOKです。

カウンセリングの時に自分の気に入っている、気に入らないポイントを伝える!だいたいの感じでもOKです。
また、曖昧でも、「ブローは面倒だからイヤ」でも構いません。とにかくたくさん話をする事をお勧めします。
信頼できる美容師なら必ず話を聞いてくれますし、アドバイスや提案も今までとは違って、より希望のスタイルに近づけてくれるはずです。


サロンに来店する服装はいつもと同じがいいんですか?
【店長からのアドバイス】

美容師はその人の服の雰囲気から、髪型のイメージを膨らませます。できるだけ自分のなりたいイメージの服装がいいと思います。
しかし、休日と仕事の服装にギャップがある場合は、美容師にそれとなく伝えるか、いつも読んでいる雑誌を伝えるといいです。また、お仕事や生活環境なども差し障りのない範囲で伝えて頂くとよりヘアスタイルの提案も的確になるはずです。


担当指名や肩書は大切ですか?
【店長からのアドバイス】

初めての来店の場合は、男性、女性の指名はしてもいいのでは?同性どうしの方が、しゃべりやすい傾向があるかもしれません・・・
担当の変更、指名は遠慮なく伝えていいのですよ。そんなことでお客様に気をつかわせないようにサロンがするべきだと思います。
肩書きは、経験の差だと思ってください。あまり肩書きにとらわれずにサロンもスタイリストも選ぶほうがいいと思います。


どうしてくせ毛はできるの?
どうして私の髪はくせ毛なの・・・真っ直ぐでサラサラが憧れ
【店長からのアドバイス】

どうしてくせ毛はできるの? くせ毛の人にとって、もっとも悩み深い梅雨。朝のスタイリングでばっちり決めても、いつの間にか広がったりクセが戻ったり。 梅雨はなぜくせ毛にとって強敵なのか?それは結合が関係します。
湿度が高いために空気中の水分で髪の水素結合が切れてしまうからです。水素結合はタンパク質の結合のなかでも25%を占めているあなどれない存在。ブロー によって髪を乾かしながら、スタイルを整えても、湿度の多い外気に触れると空気中の水分が髪を吸収してしまいます。すると、水分を吸収しやすいタンパク質 とそうでないタンパク質の性質によって、伸びたり縮んだりして、もとのくせに戻ってしまうわけです。
では、くせ毛の人、直毛の人、何が原因でくせになるのでしょう。
実は、くせ毛は毛根の影響が大きいといわれています。毛根が頭皮に対してまっすぐではなく曲がっていると、髪は曲がったまま伸びて、ねじれたくせ毛になります。日本人はこのタイプが多いのです。

もうひとつ、曲がって生えてきた髪は、キューティクルの内側のコルテックスに、水を吸いやすいタンパク質と水をはじくタンパク質の2種類ができてしまいます。髪が水分を含むと、水を吸いやすい部分は伸びるけど、水をはじく部分は伸びにくい。髪の中で伸び方の差ができてしまい、髪のうねりや縮みとなって現れます。

また、髪は毛穴の形にそって生えてきます。その髪の約90%は楕円で、まん丸の髪は10%程度にすぎません。まん丸の髪の比率が多くなると、傷みにくいという傾向もあります。


どうして髪の色は明るくなるの?
髪が明るくなるのは・・・色が流れ出るのかな?
【店長からのアドバイス】

どうして髪の色は明るくなるの? ブリーチ(脱色)を「色を抜く」っていう人もいますよね。でも違うんです。
ブリーチで髪が明るい茶色になるのは、メラニン色素を壊しているから。ブリーチは科学的な変化によって起こります。薬剤の「アルカリ剤」が髪のキューティクルを開き、その隙間から髪の内部な滲入。髪の中にあるメラニン色素をターゲットに「アルカリ剤と過酸化水素」がアタックして壊す・・・そんなイメージ。 メラニン色素を壊すことで、髪の明るさや色に変化がでるんです。メラニン色素は髪の中に約3%の割合で存在しています。これが0%になれば白髪になりますが、白髪
でもわずかに色素があるために、ほんのり黄色っぽく見えることがあります。黒髪をいくらブリーチしても髪には色素が残り、決して白にはならないんです。


カラーにはいろんなタイプがあるの?
【店長からのアドバイス】

カラーにはいろんなタイプがあるの? カラーの種類は、大きく分けると「一時染毛剤」「半永久染毛剤」「永久染毛剤」の3つ。名前でなんとなくイメージが伝わるでしょうか?
「一時染毛剤」はカラースプレーなど、シャンプーで落とせるもの。「半永久染毛剤」は髪の表面を染める薬剤でヘアマニキュアがそうです。「永久染毛剤」はヘアカラーやヘアダイなど、髪の芯まで染める薬剤。
それぞれの違いをさらに詳しく説明してみると、ヘアカラー「永久染毛剤」は、ブリーチで髪を明るくして色を変えることができるか、できないかで、大きく2つに分けることができます。
ひとつは、「アルカリカラー」といって、ブリーチ力があり髪を明るくしながら染まります。
ただし、アルカリ性なので、ダメージする可能性があります。もうひとつは、「弱酸性ヘアカラー」。ブリーチ力はないので、髪は明るくすることはできないのですが、弱酸性のため、ダメージはほとんどありません。髪は弱酸性(PH4.5~5.5)で安定するので、メンテナンスカラーとしても活用できます。弱酸性タイプのヘアカラーは美容室だけのアイテムです。


サロンカラーとホームカラーの違いはなんですか?
どちらも同じクリームを塗っているようにみえるんですが・・・。
【店長からのアドバイス】

サロンカラーとホームカラーの違いはなんですか? それは、カラーの2剤に大きな違いがあるからなんです。サロンで染めることのメリットは、2剤の使い分けができるというのが最大のポイント。染料の入った1剤に種類があるのと同じで、2剤の過酸水素にも濃度の違いがあり、髪の状態や目的で使い分けをしてるんです。カラーをする人の多くは、月に1回など継続している人。
つまり、髪の90%は既染部の状態。その上からカラーをしても、残ったカラーやダメージによって色ムラや傷みができてしまうんです。そこで、髪の状態によって2剤の使い分けをするんです。ホームカラーの2剤の濃度は6%、対してサロンの2剤は1~6%があり使い分けができるんです。過酸化水素はブリーチに深く関係するので必要以上の濃度は髪のダメージに直結です。
髪の状態に合わせて薬剤をチョイスでき、カラーバリエーションも豊富なのがサロンカラーです。
もうひとつ、においの違いについて。カラー独特の刺激臭が気になると思いますが、サロンのカラーは髪や皮膚へのダメージを抑えるために、揮発性(自然に蒸発)のアルカリ剤(アンモニア水)を使っています。そのため、においは感じるけれど髪に残留しにくいメリットがあります。
市販のホームカラーは、このツンとしたにおいを解消するため、においの少ないアルカリ剤がメインです。
においは少ないのですが、髪、皮膚に残留しやすく、大きなダメージにつながります。
においにもこんな違いがあるなんて・・・意外じゃないですか。


カラーやパーマの前にトリートメント・・・必要?
パーマ液をつける前にトリートメント・・・前はしたかな?
【店長からのアドバイス】

カラーやパーマの前にトリートメント・・・必要? 傷んでいる髪は、キューティクルの内側にある間充物質が髪から流れ出てしまい、スカスカに穴が開いた状態になっています。
こんな穴のある髪を、ポーラスヘアといいます。ポーラスヘアは弾力がなく、この状態で髪全体に同じようにパーマをすると、根元と毛先ではかかりにムラができてしまいます。カラーについても同様です。そこで、ポーラスヘアの穴の部分にトリートメントでタンパク質を補い、一時的にふさいであげます。
パーマやカラー剤が簡単に出ていかないように、髪の内部をいっぱいにしてあげます。
もちろん、せっかくふさいでも水で流れてしまえば意味がないので、特に傷んだ毛先は油性のトリートメントで包んであげることも大切です。
すると、皮膜効果でキューティクルを保護するクッションの役目もかねて、薬剤に負けない状態へ髪をリセットしてあげます。
もう少し詳しく説明すると、タンパク質にも大小さまざまな穴があります。同じく髪のダメージも大小さまざまです。小さな穴に大きなタンパク質を補おうとしても入らないし、大きな穴に小さなタンパク質を補ってもふさげない・・・これを見極めて補給するのも美容室でしかできないトリートメント、大切です。


なぜパーマはとれるの?
あんなにフワフワだったのに・・・なぜパーマは伸びるの?
【店長からのアドバイス】

まず簡単に説明すると、パーマは髪の中にある間充物質に作用して、結合に変化を起こして髪にカールをつくります。中は結合を組み替えてカールをだしますが問題はキューティクルです。どれだけ中が変わってもキューティクルも曲線を描いて変化して・・・いないんです。
では、髪がカールしている部分のキューティクルの状態は?
まず、キューティクルはうろこ状に重なっているのは知っていますよね?

パーマで髪にカールをつけると、これに沿ってカールの外側は浮き上がり、内側は圧迫され、押しつぶれたような状態になってます。でも髪は伸びていきます。
この成長に合わせてキューティクルもまっすぐに頑張ります。特にシャンプーで髪が濡れていると水素結合が切れて、内側の間充物質の力より、外側のキューティクルのほうが力は勝ってしまいます。これを毎日繰り返すので、だんだんパーマは伸びてしまいます。


サロンのトリートメントは特別なんですか?
家のトリートメントと何が違うのかな?
【店長からのアドバイス】

パーマやカラーのあとは、髪はかなりのお疲れモードです。いろいろな薬剤を使うので、髪に欠かせない脂質やタンパク質が、どうしても不足気味になります。
不足した分をきっちり補ってあげることがダメージ予防になります。もちろん自宅でのケアは大事です。けれど美容師にとって、その日の施術の影響はその日中にリセットするのが鉄則。
本来の好ましい状態に戻してあげることが、サロントリートメントなんです。
それで初めて、安心してお客様のお帰りを見送れる、という気持ちです。髪の状態によっては、傾いたPHを中和するバッファー剤を使う、1剤式、2剤式のトリートメントを時間をかけて浸透させる、場合によってはホームケアでもしっかりケアしていただくアドバイス・・・などを考えています。
ただ、美容室のトリートメントも、それがずっと続くわけではありません。
継続は力なり、の言葉どうり、その後のホームケアが髪の運命を握っています。


美容室でもドラッグストアでもたくさんのシャンプーがあるけれど・・・何が違うの?
【店長からのアドバイス】

美容室でもドラッグストアでもたくさんのシャンプーがあるけれど・・・何が違うの? ドラッグストアやコンビニは、新商品や定番商品が手軽に買えてべんりですよね。ヘアケアも同じ。でも市販のヘアケア商品と美容室で扱っている商品は、狙いが違います。
特にシャンプーは、活性剤、洗浄成分が違います。
市販の商品の特徴は、泡立ちが良くて洗浄力が強く、コンディショニング成分をたっぷり配合しています。
指通りが良くて洗いやすいですが、すすぎをしっかりしないと髪や頭皮に残り、かゆみや抜け毛の原因になることがあります。 対して、美容室で扱うものは、アミノ酸系や両性ベタイン系といった、低刺激の洗浄成分でつくられていることが多く、髪にやさしいけれど、きっちり洗いあげます。
また、PHコントロール、退色防止、アミノ酸やタンパク質の補給など、カラーやパーマをきれいに保つ成分が入っています。
そして、もうひとつ大事な理由。それは、美容室のケア商品は美容師の分身だということ。
美容師は毎日お客様の髪をチェックできません。だからサロンでのスタイリング、技術内容、髪の状態にあわせて、ヘアケアをアドバイス&チョイスしてお勧めするのがプロとしての使命なのです。
次回お会いする時まで、いいコンディションでいてほしい・・・きれいな髪でいるために、一番大切なことは毎日のケアなんですよ。


トリートメントにコンディショナー、リンス。なにが違うの?
【店長からのアドバイス】

この区別は、みなさん知っているようで知らない方が多いですね。いずれもシャンプーの後に使って、髪の調子を整えるものです。
それぞれの作用の違いにより区別しています。では役割について・・・まずはリンス。髪の表面のキューティクルを整え、すべりや滑らかさを与えます。
次にコンディショナーですが、一言でいうとトリートメント効果のあるリンスです。
髪の内部と表面の両方に作用してくれます。そしてトリートメントは、髪の内部に作用し、内側から健康な髪をつくってくれる効果があります。アミノ酸やオイル分などうるおい成分が多く含まれるので、髪のサプリメントになるのです。トリートメントという言葉には「治療する」という意味があるので、傷んだ部分にはよくもみ込んであげてくださいね。
それぞれの特徴がわかると、ダメージの状態やアドバイスに応じて使い分けることができます。普段はリンスで週に一度はトリートメントでしっかりケア・・・など
ダメージやライフスタイルに合わせたケアができると思います。

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